鼻スプレー型インフルエンザワクチンの特徴
2024年09月05日
注射型と鼻スプレー型インフルエンザワクチンの比較
注射型 |
鼻スプレー型 |
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タイプ |
不活化ワクチン |
生ワクチン |
接種方法 |
生後6か月以上12才:2回接種(海外では1回) 13才以上:1回 |
2才~18才 1回接種 |
接種部位 | 皮下接種 | 鼻腔内噴霧(鼻の穴にぞれぞれ0.1mlずつ) |
「鼻スプレー型」の特徴
- 鼻粘膜に投与して、粘膜での免疫を誘導します。つまり、インフルエンザが感染する場所での感染防御効果が期待されます
- 痛くない「鼻スプレー」なので、本人の負担が軽減されます
- 毎シーズン、1回の接種でO.K.
- 注射ワクチンと同等の効果
- 生ワクチンのため、インフルエンザに似た弱い症状がでることがあります
- 主な副反応:鼻水、咳、咽頭痛、頭痛、発熱
注射が苦手、腕が腫れる方、受験生などにおすすめです
「鼻スプレー型」を接種できない方
- 妊娠中
- 免疫に異常のある疾患あるいは状態(免疫抑制剤の投与など)
- その他、医師の判断