新しい予防接種、筋肉注射始めました。
2024年04月19日
筋肉注射始めました
新しい肺炎球菌ワクチンと5種混合ワクチンで筋肉注射を始めました
従来の皮下注射と比較して、接種部位の腫れや痛みが少ないです
2024年4月から定期予防接種が新しくなりました。
- 肺炎球菌ワクチンが進化しました
これまで13価だったものが15価に変わりました。これはインフルエンザのA型やB型のように、肺炎球菌にも多くの型があり、より広い範囲をカバーできるようになったということです。
このワクチンとヒブワクチンによって、小児の細菌性髄膜炎は劇的に減りましたが完全になくなったわけではありません。重篤な後遺症を残し、死亡することもある病気であり、ワクチンの守備範囲が広がることは歓迎されることです。
- 4種混合ワクチンが5種混合ワクチンに進化しました
4種(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)から5種(さらにヒブワクチンが加わったもの)に新しくなりました。
これによって、2本打っていた注射が1本減ります。
初めてのワクチンの時には、ロタウイルス・肺炎球菌・B型肝炎・4種混合・ヒブと5種類(経口1種類、皮下注射4種類)であったのが、経口1種類と皮下注射1種類、筋肉注射2種類となり、負担が少し軽減されます。