RSウイルス検査について
2019年11月06日
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RSウイルスについては、以前のブログをご覧ください↓↓↓
今シーズンもRSウイルスの患者さんが出ています。皆さんもご心配だと思います。
RSウイルスで重症化しやすいのは1歳未満、とくに生後6か月までの乳児です(ほかには高齢者、早産児、心臓や肺の病気をお持ちのかたも)。それ以外のほとんどの場合は風邪症状だけで回復します。
そして、残念ながら1才以上のお子さんには保険診療上、検査ができません。
この季節はRSウイルス以外にも風邪の原因となるウイルスが増える時期です。症状悪化のサインは見逃さないよう、注意を払って診療にあたっています。必要最低限の検査でなるべく患者さんへの負担を軽くしたいと考えています。
「同居している赤ちゃんにうつるかもしれないから、年長者や大人に検査してほしい!」 ごもっともだと思います。ただ、赤ちゃんが重症化するのはRSウイルスだけではありません。検査の精度も100%ではないため、検査で出なかったから大丈夫ともいえません。
そのため、どんな症状(発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢など)でも赤ちゃんに感染させない対策が必要です。
当クリニックでは、1才未満の乳児、あるいは入院リスク(重症化リスク)ありと院長が判断した場合に検査を行っております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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